第2期Ibero新銳賽 芝野虎丸VS藤澤里菜 - 圍棋

把自己的原文吃光光

來試翻一下F大分享的這篇報導，新手上路敬請見諒


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2015.09.24

11歳6か月での入段が史上最年少記録ならば、昨年6月の女流囲碁トーナメント戦優勝も
15歳9か月という女流タイトルの史上最年少獲得記録。さらにその4か月半後には女流本
因坊も奪取して二冠に。今や女流碁界のトップに立ったと言っても過言ではない藤沢里
菜（ふじさわ・りな）女流本因坊が今回のゲストである。
以11歲又6個月創下了史上最年輕入段的紀錄，去年六月以15歲又9個月之姿奪得會津中央
病院杯優勝也創下史上最年輕頭銜的紀錄。而在此四個月後有奪取了女流本因坊成為兩冠
王。而今天要採訪的就是現在說是女流棋界的第一把交椅也不為過的藤澤里菜。


藤沢秀行名誉棋聖（故人）の孫、藤沢一就八段の娘ということを考えると、現在の姿を
宿命づけられていたようにも思えるが、ここに至るまでの道のりがすべて順風満帆だっ
たとも思えない。
藤澤秀行名譽棋聖(已故)的孫女、藤澤一就八段的女兒，進入棋界以來並非大家想的一樣
一帆風順。


まだ5年ほどの棋士人生ではあるが、そこには彼女なりのドラマがあったはずだ。ここ
では、碁に打ち込める環境を整え、懸命にサポートしてくれた母への思いを聞く。
雖然進入職業棋界只有五年，在這篇報導中，我們來聽聽藤澤里菜對於整理下棋環境、並
努力支援她的母親的看法。
(そこには彼女なりのドラマがあったはずだ 不知道怎麼翻 有請高人)

＊　　＊　　＊

秀行先生は私にとって、あまりに偉大すぎる存在なので、祖父だということを忘れてし
まうことがあるほどです。棋風は全然違うのですが、先生の発想は考えもつかないので
、いつか同じような発想ができる日がくれば幸せですね。
秀行先生對我來說是個偉大的存在，偉大到有時候我會忘了他是我的祖父。因為棋風完全
不一樣的關係，也不會將他聯想為老師，如果有一天能有一樣的棋風、想法的話應該會很
幸福吧。


先生の世代のファンの方から「応援しているからね」と声をかけていただくことも多い
のでとてもうれしいですし、これからどんどん期待に応えられたらいいなと思っていま
す。
來自和老師同一世代的粉絲的加油聲很多，讓我很開心。之後我也會一點一點的回應大家
的期待。


母に感謝！
感謝母親


碁を覚えたのは6歳のときで、先に始めていた兄が打っているのを見て面白そうだと思
い、私も教えてもらうようになりました。
開始學棋的時候是六歲，剛開始是看到哥哥下棋感覺好像很有趣，於是我請哥哥教我。


そのころの記憶ははっきりしていないのですが、負かされてよく泣いていたことだけは
覚えています。碁を始めて約1年後、7歳のときに洪清泉先生（現プロ二段）の道場に通
い始めたのですが、洪先生に九路盤で教えてもらって負かされただけで泣いたような記
憶があります。
那時的記憶已經不是很清晰了，只記得如果輸掉的話常常會哭。學棋一年後，七歲時就去
洪清泉老師的道場，印象中老師用九路棋盤教學，一輸了還是會哭。


洪道場はプロを目指す子供のための教室ですから、私もそのつもりだったのですが、何
と言っても7歳ですから、プロがどういうものかも理解はできていなくて、実際のとこ
ろは「面白いから続けたい。強くなりたい」という気持ちだったのでしょう。
因為洪道場是以職棋為目標的道場，我也是以此為目標。但怎麼說也才七歲而已，怎麼能
理解職業棋士是怎麼樣的呢？實際上是懷著「因為很有趣所以想繼續。想要變得更強。」
這樣的心情吧！


洪道場に通うにあたっては、母がいろいろと手助けをしてくれました。兄と一緒に通い
始めたのですが、道場の近くへ引っ越してくれたり、送り迎えに付き添ってくれたり、
仕事の合間を縫ってお弁当を届けてくれたり…。大変だったと思います。
去洪道場學棋之後，母親給了我莫大的協助。為了讓我和哥哥方便學棋，甚至搬家到道場
旁邊、一起上課、裡用工作的空檔來送便當...等等。真的很辛苦。


当時はまだ子供でしたから「お母さんの期待に応えよう」という気持ちは持てていなか
ったと思いますが、私たちを最優先に考えて頑張ってくれているのは分かっていました
。ですから感謝の気持ちは常に持っていましたね。
當時因為是小孩子的關係，並沒有抱著「要回應母親的期待」這樣的心情。但也是知道母
親總是將我們放在第一位努力。因此我時常是懷著感謝的心情的。


そして母も碁がアマ有段者ですから、いろいろ勉強も手伝ってくれました。洪道場から
帰ってきて家で詰碁をするのですが、一緒に解くと言いますか、私がやっているのをそ
ばで見ていてくれて、ページをめくってくれるとか…。
因為母親也是業餘段位的關係，在學習方面也給了很多幫助。道場下課後回家做詰棋也是
一起做，在做詰棋時母親也在一旁陪著我、幫我翻頁...

大会に参加しても、母がいつも私の後ろに立っていました。そして対局後に「大事なと
ころで早く打ち過ぎじゃない？」とかアドバイスをしてきたことも…。スパルタとまで
はいきませんが、多少そういう面もあったでしょうか。でも母が懸命にサポートしてく
れて、私が碁だけに打ち込める環境を整えてくれたからこそ今の私がある──これだけ
は絶対に間違いのないことで、どれだけ感謝しても足りることはないと思っています。
即使去參加比賽時也是，母親總是一直在我身後。在對局後總是會問「重要的地方是不是
下的太快了？」之類的...雖然不算是斯巴達教育，但多少還是有這種感覺吧。但是正因
為媽媽努力的支持、為我整理下棋的環境才有現在的我。這點是不會變的，對於母親的感
謝我認為是怎樣都不夠的。


『NHK囲碁講座』2015年9月号より
取自『NHK囲碁講座』2015年9月号

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